第5回木津未来会議まちかどミぃーティングの報告です。

Yさんの司会のもと進められました。夏休み最後の日に、参加者は教師を目指す大学生と
現職の先生を含む12名の方です。

テーマは教育。(参加者から、チラシにテーマを記入してほしいとの意見。ー参加する側の
準備ができていい、とのご意見をいただきました。何分準備不足でご迷惑おかけしてます。)

まず、未来会議のかかげる「子どもを安心して育てることのできる町」について
私からひとことということで。

育てる側が安心して子育てができる環境であってほしいと。
保育園、幼稚園の充実もさることながら、入園前の子どもを抱える親が
安心して子育てできるような支援があること、公立小中学校教育の充実、
中高生の地域での居場所があることなど子どもが育つ過程で安心できる町―
木津であることを望むと伝えました。

その後自由に話し合い。何が出るのかお楽しみ。
まず、若者から。子どもが大好きで、教師を目指している彼からは教育実習を体験して感じたこと、
思いを話してくれました。
 ・子どもが学校にくることが楽しい、勉強がわかって楽しいと感じるようわか
  らなければ、わかるまで教えたいが、放課後の扱いが結構難しい。実際、学童のこを
  残して共に勉強されたようですが・・・
 ・この地域の特徴かと思われると前置きされて、同学年の中で学習到達度の隔たりが大きいよう。
 ・いつも帰るのは12時前後になったらしい。もちろん夜中です。
   
 そんな話のあと、現職の先生であり高小PTAでもあるN氏登場。
 野田正彰氏の著書『させられる教育―思考途絶する教師たち』 より、資料抜粋してご持参。
 学校現場の声を聞かせていただきました。
 今春から始まった週5日制や絶対評価導入により、更なる教育現場の実務の煩雑さを聞かせて
 頂きました。
 子どもとゆっくり向き合いたくても、向き合うことのできにくいゆとりのない現状をきくにつけ
 、ゆとりの教育はゆとりをうんでいないことが見えてきました。

そして、参加者からも、平日の子どもの疲れている様子を見ると、土曜日があった時の方が
こどもにゆとりがあったようだと。

現場の本音の意見と教師を目指す熱い思いをききながら、
参加者おもに小学生を持つ親にとって有意義な時間であったようです。

その後学校評議員制度について。かなりもりあがりました。地域と学校が共に協力して
特色ある学校づくりをすすめるための制度。
問題点もいろいろあるようです。

夏休み最後の土曜の夜、でにくい中を集まっていただいた方がたありがとうございました。
今回の提案にありました、テーマを設定して深めていくこと、チラシにテーマを記載すること、
報告も載せることなどなど貴重なご意見を今後の参考にしていきたいと思います。