4月20日 9:30〜 全員協議会のご報告

1 常任委員会の数について
(現在は、4委員会。議案の委員会付託が少ない委員会もあることから、見直し意見があったようだ)
・ 現状のままでOK。
・ 文教委員会は、付託案件は少ないが学校建設問題など市にとって重要な課題を所管しているので、このままでOK.
・ 委員会のあり方、議会としての機能そのものを考慮しつつ、数の論議をすべき。
・ (くれは)4委員会、所管事項もこのままでOK。なぜなら、市議会発足当初は、委員会審査は、付託案件のみの審査であったが、本来、所管事項の審査も当然されるべきであり、現在はしている。そのことから、特に委員会を変更しなければならない不都合がないため、現在の委員会の人数配分から見ても、このままでOK。
などなど。
→議運にて決定していきたい。(議長)

2 選出基準について
常任委員会、組合議会議員選出にあたり、1会派に片寄った選出をしないこと。
・ 特に今までもそうしていたことであり、改めて確認するまでもないこと。
・ 清掃センター特別委員会13名については、このままでいくのか、交代か。
・ (くれは)2年前の委員会所属について、局長より「清掃センター、補正予算特別委員会については、半数2年任期でいくが、くれはさんは、2年後の交代のときに入ってもらうので、今回は委員ではないです」との説明を受けた。そのことを伝えておく。
〜清掃センターの委員は交代と決定。

3 議長選挙の立候補制について
立候補制を求める意見があったが、公職選挙法との関係で本会議の場での立候補表明のようなものはできないとの説明が、局長よりあった。
・ 最大会派より議長、次の会派より副議長でいくべきと、2年前提案したが、そうならなかった。そのようにしてはどうか。
・ そうすると、ポスト狙いで会派を作ることになるので、反対。
・ イレブンの会の代表がそれを言うのは、おかしい。
・ どんな考えを持っているのかがわかるから、市民にもわかりやすい。立候補制を実施している議会も多くあるように思うが。公選法との関係だけで決定しないで、さらに調査すべき。
・ 市として、決定できる問題なのでは。
などなど。
 →さらに、先行自治体の調査をすることとなった。

4 監査委員の選任について
 前回、委員選任について、本会議質疑があった。議会選出の委員の選出方法についての確認
(くれは)議会選出の監査委員ということで、議案提案されたが、そもそも幹事会規程の協議事項にあたらないことを話し合っている問題点が1点と、議会選出でありながら、議案を見るまで議員の一人である私は知らなかった。幹事会のあり方自体が問題ではないか。
申し合わせに、議会選出の監査委員については、幹事会において調整するとあると局長より説明があった。
(くれは)全協は、議会運営に関する協議・調整の場と正式会議に位置づけられたのであるから、
議会運営に関することは、全協において協議されるべきと指摘しているだけで、特に問題でない。

5 代表質問・一般質問の回数廃止について
現在一般質問は、質問回数3問、時間35分。代表質問は、質問回数3問、時間25分+会派の人数×5分。回数廃止、行政から議員への反問権、時間配分などについての意見交換
・ 回数制限、廃止は賛成。行政答弁が検討するで終了することが多くあるため、追及しやすくなるから。
・ 改革は歓迎するが、ひとつずつでいいのでは。反問権のイメージができない。
・ 豊岡市などで反問権は制度としてあるが、現在までに使われたのは、1件のみで、あまり多用されていないよう。
などなど。
(くれは)回数廃止は賛成するが、回数なしですべてOKとはいえない事例もあった。7,8回質問していても、平行線で終わることもある。また、一般質問は議員主導の政策論議であるから、答弁者を指定するのも議員にある。市長・部長取り混ぜながら、通告していい。

6 予算・決算特別委員会の見直しについて
現在議長・監査委員(決算)を除く全議員で構成されており、3日間の審査で十分か、どうか。
・ 今までどおりで。
・ 人数を減らしたとしても、時間はかかるし、時間をかけて審査する必要がある。
・ 決算の時期をずらしてはどうか。

7委員会における意見書の取り扱いについて
全会一致とするか、賛成多数とするか。
・ 賛成多数でもいいのでは。
(くれは)会議規則14条にあるように、1項には議員2名以上により議案の提出とあり、2項で委員会でもできるとされている。いずれも議案提出権はあるが、委員会で提出する以上全会一致が望ましいのでは。その上で、議会の議決となるわけであり、委員会審査が終了しているとなるのであるから。

以上、2時間半の全協でした。熱心な市民の傍聴者2名もありました。議員全員による忌憚のない意見交換の場は、有意義でした。今後は、これらの意見を参考にして、議運において協議・決定されていくとのことでした。